RSNAの審査をしていて気が付いたのですが、画像診断におけるAI開発の研究者は、まず公開されているデータベースで自分のAIを鍛えて、その後に転移学習を行うことが一般的になりつつあります。今年のRSNA2018にはスタンフォード大学のフェイフェイ・リー先生を招待して講演を行いますが、リー先生が創設したImageNetを手本として、画像診断におけるAI開発のためのPublic Datasetの充実こそ、この分野のAI開発の方向性を打ち出すことになると感じています。世界にはこのような公共データの重要性に目覚めて、ポータルサイトを立ち上げている人がいるので、そのサイトを紹介します。
主に自動セグメンテーション開発からはじまり、現在では診断支援のための画像データを公開しているサイトのまとめサイト:grand-challenges