肺がんCTを使ったAIによる早期発見技術を競うコンテストをKaggleが主催

データサイエンスのコンテストを毎年主催してほぼ10年になるKaggleが、今回(2017)賞金総額100万ドルのコンテストを開催。肺の中の癌になりそうな病変組織を見分ける今よりも良いAIアルゴリズムを胸部CTを使って募る。この2017 Data Science Bowlと名付けられたコンペの資金提供者はLaura and John Arnold FoundationとBooz Allen Hamiltonだ。ちなみにKaggleは、Enlitic創業者のJeremy Howard が元在籍していた会社でデータサイエンスで有名な企業。

参加チームは、米国国立癌研究所(National Cancer Institute)が提供する肺のCTスキャン画像を使って自分たちのモデルを作る。目標は、今のソリューションが不適切である最大の理由、すなわち高い偽陽性率を、大幅に減らすことだ。

締め切りは2017年4月12日。今日(4月4日)現在1899チームが参加している!順位はLeaderboardでリアルタイムにみることができる。はたして日本のチームも参加しているのだろうか?

賞金は1st place – $500,000
2nd place – $200,000
3rd place – $100,000
4th -10th place – $25,000

参考:Data Science Bowl 2017 | Kaggle
https://www.kaggle.com/c/data-science-bowl-2017